今年もDiversity Visa Programと呼ばれる「アメリカのグリーンカードの抽選」の受付が始まっています。
この「DV-2024」と呼ばれるプログラム、オンラインの公式ウェブサイトから、無料で応募できるプログラムなんですよ!
アメリカのグリーンカードの抽選って、どんなプログラムなの?
「Diversity Visa Program」は、「Green Card Lottery」とも呼ばれます。
「Diversity(多様性)」を強化するプログラムとして、通常のグリーンカードやビザのプロセスにおいてなかなか承認されなかったり、過小評価されている国の人たちもチャンスを与えるプログラムです。
「DV-2024」の記載からも推測されると思いますが、現在、募集されているのは、2024年度分です。
申請受付は10月5日に始まっていますが、締め切りは2022年11月8日のアメリカ東部時間正午まで。
結果発表は2023年5月6日です。
当選者は、永住権の手続きを2024年9月30日までに終わらせる必要があります。
応募資格について
このプログラムの応募資格は、二つあります。
1. 抽選プログラムの対象国であること。
日本で生まれた方は対象になります。
非対象国は以下の通りになります。以下の国で生まれた方は原則的に応募ができません。
バングラデシュ・ブラジル・中国(本土および香港生まれ)・カナダ・コロンビア・ドミニカ共和国・エルサルバドル・ハイチ・ホンジュラス・インド・メキシコ・ナイジェリア・パキスタン・韓国・イギリス(北アイルランド以外)とその属領地域・ベネズエラ・ベトナム
2. 少なくとも高等学校を卒業していること
日本の小・中・高等学校の12年の公式の教育課程を終了されていることが証明できればOKです。
学歴の代わりに、一定の職業経験があれば要件を満たす場合があります。
自分で応募できるの?
はい、もちろん!
以下の公式サイトに入って、必要事項に記入し、写真をアップロードして提出するだけです。
写真は、メガネをかけないなどの条件さえ満たせば、スマホの自撮りでも大丈夫です。
同じサイトの中にある「Picture Tool」で、使いたい写真をアップロードをすることで、実際に規格に合うかが簡単に確認できますので、是非、有効利用してみてください。
まとめ
毎年行われているこのプログラムには、10万人以上が世界中から応募します。
残念ながら、そのうちの65%が書類の不備や、規格外の写真のアップロードにより、資格を失ってしまうそうです。
書類を提出する前に、書類に不備がないかどうか、念には念を入れてくださいね!
上記を含め、このブログで記載する法律に関連する内容に関しましてはすべて、米国移民専門の堀隆幸弁護士にご確認いただいております。お含みおきください。
本日もこのブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。
参考資料:米国移民局情報サイト、米国国務省情報サイト