アメリカから初夏に送るチェリー!アメリカ在住日本人の習慣

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初夏のフルーツ、アメリカンチェリー

あっという間に時が流れて、久しぶりのブログの投稿になってしまいました。

だんだん日が長くなってきたなぁと思っているうちに、もう「昼間の時間が1年のうちで1番長い」夏至が過ぎてしまったなんて、信じられません!

今日は、そんな6月にふさわしい「アメリカンチェリー」のお話をしたいと思います。

アメリカのチェリーピッキングの文化

昨日、長い間家族ぐるみでお付き合いをしている友人から、チェリーをいただきました。

先週末にチェリーピッキングに行ったそうです。

ロサンゼルスから車で2時間ぐらい北にあるCity of Lancaster。

チェリーピッキングができるファームがいくつもあり、5月半ばから6月には家族連れや友達同士などで賑わいます。

かなり内陸部に位置するので、とても暑いです。

私は南カリフォルニアに住んでいるので、今回はCity of Lancasterを挙げていますが、ファームはここだけではありません。

北カリフォルニアや、ワシントン州・オレゴン州にもチェリーファームはたくさんありますので、「西海岸がアメリカンチェリーの産地」と言った方が、正しいのかもしれません。

夏休みに入ったばかりの友人の子供たちにとっては、初めての経験。

とても楽しかったようです。

そして、そんな暑い中、僻地で取ったもぎたてのチェリーはやはりおいしい。

当たり前ですが、冷やすともっとおいしいです。

アメリカからも普通に日本へギフトが送れる?

アメリカには、日本向けのギフトを専門に扱う日系の貿易会社さんがあり、アメリカの特産物を日本に送ることができます。

フルーツ、お肉、お魚、お菓子など、日本で日本向けギフトのカタログにある品数と変わらないぐらい豊富な品揃えです。

例えば、こんな貿易会社さん。

誰が始めたのかはわかりませんが、初夏にアメリカンチェリーを送ることは、すっかり定番になっていて、「アメリカ在住の日本人の習慣です!」と言ってもいいと思います。

どんなチェリーかと言いますと、ワシントン州、もしくはカリフォルニア州産の、明るい赤や黄色のレイニア種とダークな赤のビング種が主流のようです。

貿易会社さんにもよりますが、アーリーバードと呼ばれる早期割引は確か4月末ぐらいから始まって、最終受付は6月半ば過ぎではないかと思います。

発送は、6月末から7月頭ごろ。一旦、日本にまとめて送られたチェリーが、日本で仕分けられて発送される仕組みになっています。

ですので、初めてチェリーを送った方に、「アメリカンチェリーをアメリカから送ってもらったのに、荷物がヤマトさんから届いたんだけど、本当にアメリカ産?」と聞かれることがあります。笑

アメリカには「お中元」「お歳暮」の習慣はあるの?

さて、このアメリカンチェリーですが、季節柄、日本の「お中元」のイメージで送られている方もいらっしゃる思います。

そもそも、アメリカの日系貿易会社が取り扱っているのは、通常「日本向けアメリカンチェリー」ですので、送り先がアメリカということはまずないと思いますが、

(アメリカ国内のチェリーギフトの取り扱いがある米系貿易会社はあるかもしれません。)

アメリカには、「お中元」「お歳暮」の習慣はありません。

アメリカにある日系会社で、「お中元」「お歳暮」をお送りすることはあるとは思いますが、アメリカの会社同士で、「Bribery(わいろ)」として取られてしまうようなことは、しないのが普通です。

まとめ

私も毎年、日本に住む家族や友人、お取引先の方にチェリーを送っている一人です。

なぜなら、単にお世話になった方においしいチェリーを送って、喜んでもらいたいから。

「お中元」「お歳暮」といった形ではなくても、日本人としての心のあり方と習慣が、私のどこかに残っているんだと思います。

チェリーが届くと、「あぁ、もうそんな時期ですか?」と言われます。

最近は、日本のストアでもアメリカンチェリーは買えますが、贈答用のチェリーなので日本のストアで見るものよりは、ずっと大きく、粒が揃っていておいしいのです。

今年はロサンゼルスらしくないぱっとしないお天気が多く、エルニーニョのため今後もスカッとしないお天気が続くとLA Timesのメルマガに書いてありました。

チェリーの出荷は、そのお天気次第。今年はいつごろになるんでしょうか?

お届けが少し早くても、少し遅くなっても、どうかおいしいチェリーが届きますように。

本日もブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。

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Hori Law Office https://iminbengoshi.com/

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プロフィール

アメリカで気ままに暮らしてもう19年。シングルマザーとして、アメリカと東京を行き来しながら仕事と子育ての両立をしてきました。人生、山あり谷あり。今も昔も、紆余曲折の毎日です。それでも人生を楽しめるのは、私を取り巻いてきた多種多様のカルチャーを受け入れる環境と、そんな環境の中で出会った人々とのご縁なのではないかと思います。いろいろあっても、やっぱり「Life is ”always" good」です。私はそう信じます。
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