アメリカの音楽文化を楽しもう!

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近所のジムでエクササイズをする時、何気なくジムのテレビで、その時間に放映されている番組を見ています。

数日前、その数々のチャンネルの中で、FOX11のGood Day LAのエンターテインメントでやっていた「The Beach Boys」の特集が、目に留まりました。

「The Beach Boysって、どんなバンドだったかな?」という方でも、この曲はご存じなのではないでしょうか?

昔、私の妹がThe Beach Boysの曲をよく聴いていました。

当時はそんなに意識的に聴いていたわけではありませんが、このアメリカのバンドの明るくて爽快な音楽が、私がカリフォルニアに憧れを抱くきっかけになったことは確かです。

The Beach Boysとは?

このバンドがアメリカを代表するバンドとは知っていて、その音楽は好きだったのですが、正直、あまり詳しくはなかったので、少し調べてみました。

The Beach Boysとは、1961年にCalifornia州のHawthorneで結成された、アメリカを代表するロックバンドのひとつです。ブライアン・ウィルソン、デニス・ウィルソン、カール・ウィルソンというウィルソン3兄弟と、その従兄弟のマイク・ラヴが中心となって結成されました。

City of Hawthorneは、LAX(ロサンゼルス国際空港)の南東に位置します。

The Beach Boys Histric Landmarkが、ウィルソン兄弟が子供の頃に住んでいた自宅があった場所に作られています。自宅は、1980年代半ばに始まった105FWYの工事で、取り壊されたそうです。市営のHawthorne Municipal Airportのすぐ近くです。

長いことロサンゼルスに住んでいながら、今回ビーチボーイズのことを検索するまで、LAXの近くにこんなモニュメントがあったことを知りませんでした。

いくつになっても、学ぶことだらけですね。笑

The Beach Boysの音楽の特徴

The Beach Boysは、1960年代の西海岸の若者を中心に、サーフィンやホットロッド(当時の改造車ブーム)などの若者の文化をテーマにした音楽で人気になりました。爽快なサウンドと美しいコーラスが特徴です。

The Beach Boysの音楽は、もちろんオールディーズとして広くラジオなどで流れているだけでなく、バックグラウンドミュージックやCMとしても幅広く使われているので、バンドの名前を知らなくても、曲を聴くと「あ!この曲知ってる!」となることが多いと思います。

私が好きなThe Beach Boysの曲は?

たくさんあるThe Beach Boysの曲の中で、私が好きな曲をいくつか。

まず、一番初めにあげた「Surfin’ USA」は、1963年にリリース。ビーチボーイズにとって初めての全米シングル・チャート、トップ10の曲だそうです。

チャックベリーの「Sweet Little Sixteen」の歌詞を変えて、アレンジを加えて作った曲なのだとか。

「California Girls」は、私がなんとなくカリフォルニアのことを好きになるきっかけになった曲です。サビの部分は、以下の通り。1996年リリースです。

I wish they all could be California
I wish they all could be California
I wish they all could be California girls

Source: Musixmatch

歌詞にカリフォルニアの記述はないですが、パパのサンダーバードを楽しそうに乗り回しているのは、カリフォルニアの太陽と爽やかな気候のもとで、明るく育った元気な女の子なんじゃないかと、想像してしまいます。1964年リリースです。(サビの部分のみ抜粋)

And she’ll have fun fun fun
‘Til her daddy takes the T-bird away
(Fun fun fun ‘til her daddy takes the T-bird away) Source: LyricFind

その他にもいろいろな素晴らしい曲がありますので、興味があれば、検索してみてください。

1960年代のアメリカの文化と音楽

The Beach Boysが活躍していた1960年代は、アメリカのベトナム戦争への介入が始まったり、ケネディ大統領やキング牧師の暗殺もあり、激動の時代でした。ベトナム戦争を背景に、既存の道徳観や生活様式に対抗する「ヒッピー文化」が形成された時代でもあります。

アメリカの音楽の中心にいたアーティストとしては、The Beach Boysの他にも、Simon & Garfunkel、Jimi Hendrixや、The Monkeesなどがあげられます。イギリスでは、The Beatles やThe Rolling Stonesが台頭してきていました。

ちなみに、The Monkeesの「Daydream Beliver」は、セブンイレブンのCMで使われている、忌野清志郎さんの「デイ・ドリーム・ビリーバー」の原曲です。

The Monkeesの原曲は、「夢想家の自分と学園のHomecoming Queenの彼女とのほのぼのとした恋愛の歌」のイメージですが、清志郎さんのカバーは「切なくほろ苦い恋愛の歌」になっています。どちらもいい曲ですが、私は清志郎さんの方が好きかなぁ。

サビの部分だけ抜粋します。

Cheer up, sleepy Jean
Oh, what can it mean
To a daydream believer
And a homecoming queen? Source: Musixmatch

まとめ

どうやら、私がジムで見たFOX11の「The Beach Boys」の特集は、8月にあるライブのプロモーションだったようです。

ヘッドフォンをしてエクササイズ音楽を聞きながら見ていましたので、画面に出てくるタイトルや情報からだいたいのことが推測できる程度でしたが、インタビューを受けていたBrian Wilsonを見ながら、まだまだ現役で、お若いなーと感心しました。

メンバーのうち2人がもう亡くなっていますし、残っている方々もそれぞれ違う形で成熟されたと仮定すると、心のあり方も違うでしょう。

結成当時とは一味も二味も違う音楽・演奏になっていることと思いますが、いくつになっても、「The Beach Boys」としてライブを続けられるということは、素晴らしいことですね。

「The Beach Boys」は、60年代のアメリカ音楽の中心となったバンドのひとつに過ぎません。アメリカの音楽は、もっともっといろんなジャンルがあり、それぞれ独特な文化を形作っています。

そして、その音楽と文化を語らずして、アメリカの歴史の真髄を語ることはできないと思います。

是非、お好きなジャンルで本場のアメリカの音楽を、本場アメリカで楽しんでみてください。

本日もブログをお読みいただきまして、ありがとうございました。

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プロフィール

アメリカで気ままに暮らしてもう19年。シングルマザーとして、アメリカと東京を行き来しながら仕事と子育ての両立をしてきました。人生、山あり谷あり。今も昔も、紆余曲折の毎日です。それでも人生を楽しめるのは、私を取り巻いてきた多種多様のカルチャーを受け入れる環境と、そんな環境の中で出会った人々とのご縁なのではないかと思います。いろいろあっても、やっぱり「Life is ”always" good」です。私はそう信じます。
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